子犬が落ち着きがない 原因 落ち着かせるためのしつけ方

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子犬が落ち着きがないのはなぜ?原因と落ち着かせるためのしつけ方




「子犬が家の中を走り回って落ち着かない」

「遊んでも遊んでも興奮している」

「飛びついたり甘噛みしたりして、じっとしてくれない」

このような子犬の行動に困っている飼い主さんは少なくありません。

しかし、子犬が落ち着きなく動き回るのは、必ずしもしつけに失敗しているからではありません。


子犬は好奇心が旺盛で、見るものや聞くものの多くが新鮮です。

また、自分の気持ちや興奮を上手にコントロールすることもまだ得意ではありません。


そのため、成犬と比べて落ち着きがないのはある程度自然なことです。



大切なのは、無理やり静かにさせることではなく、
子犬が「落ち着いて過ごすこと」を少しずつ覚えられる環境を作ることです。



ここでは、子犬が落ち着かない原因と、家庭でできるしつけ・接し方について紹介します。




子犬が落ち着きがないのは普通?



子犬は人間でいえば、まだ成長途中の子どものような時期です。


好奇心が強いため、


家の中を走り回る

飼い主に飛びつく

何でも口に入れようとする

手や服を甘噛みする

おもちゃで激しく遊ぶ

来客や物音に興奮する

散歩中にあちこちへ行こうとする

といった行動がよく見られます。



こうした行動だけで「問題のある犬」「しつけができていない犬」
と判断する必要はありません。



成長や経験とともに徐々に落ち着いてくる犬も多いため、
焦らずに適切な生活習慣としつけを身につけさせることが重要です。




子犬が落ち着かない主な原因



子犬が落ち着かないときは、単純に「元気だから」だけではなく、
いくつかの原因が考えられます。





1.好奇心が旺盛



子犬にとって家庭内には気になるものがたくさんあります。


音、におい、人の動き、家具、おもちゃなど、さまざまな刺激に興味を示します。



興味を持ったものを確認するために歩き回ったり、
においを嗅いだり、口に入れようとしたりするため、
飼い主から見ると「まったく落ち着きがない」と感じることがあります。



2.興奮を自分で抑えるのが苦手



子犬は遊び始めると興奮がどんどん高まってしまうことがあります。


飼い主がさらに激しく遊んだり、大きな声を出したりすると、
興奮が強くなる場合があります。



遊ぶ時間だけでなく、興奮を鎮めて休む時間を作ることも大切です。



3.運動や遊びが不足している



体力が余っているために、
室内を走り回ったり飼い主に遊びを要求したりするケースもあります。



ただし、
子犬だからといって長時間の激しい運動をさせればよいわけではありません。


月齢や体格、犬種などに合わせて、散歩や遊びを取り入れましょう。



4.刺激が多すぎる



運動不足とは反対に、
刺激が多すぎても子犬は落ち着かなくなることがあります。


テレビの音、家族の出入り、来客、子どもの声、
長時間の遊びなどによって興奮状態が続くと、
休みたくても上手に休めないことがあります。



「疲れさせれば寝るだろう」と遊ばせ続けるのではなく、
静かに休める時間を確保してあげましょう。



5.生活リズムが安定していない



食事、散歩、遊び、トイレ、睡眠などの時間が毎日大きく変わると、
子犬が生活の流れを予測しにくくなります。



ある程度決まった生活リズムを作ることで、
「遊ぶ時間」「休む時間」の区別を覚えやすくなります。



6.十分に休めていない



子犬には十分な睡眠や休息が必要です。


眠いのに周囲が騒がしかったり、人から何度も構われたりすると、
休むタイミングを失ってしまいます。



疲れているのに興奮して走り回ったり甘噛みが激しくなったりすることもあります。


落ち着きがないからといって運動だけを増やすのではなく、きちんと休めているかも確認しましょう。




子犬を落ち着かせる7つの方法



それでは、家庭ではどのようなことをすればよいのでしょうか。


1.生活のリズムを整える



まずは毎日の生活をできるだけ規則的にします。


食事、散歩、遊び、トイレ、休息などの大まかな流れを決めましょう。



毎日まったく同じ時刻にする必要はありませんが、
一定のパターンがあると子犬も生活を理解しやすくなります。



2.適度に散歩や遊びを取り入れる



エネルギーが余っている子犬には、適度な運動や遊びが必要です。


散歩だけでなく、

おもちゃを使った遊び
においを使った
遊び
簡単なトレーニング
フードを探す遊び

なども取り入れるとよいでしょう。


体を動かすだけでなく、頭や鼻を使わせることも満足感につながります。



3.興奮させすぎない



飼い主が大声を出したり、激しく追いかけたりすると、
子犬の興奮がさらに高まることがあります。



特に就寝前は激しい遊びを控え、静かな環境に切り替えていきましょう。


飼い主自身が落ち着いた声や動作で接することもポイントです。



4.「おすわり」などの基本動作を教える



落ち着いて行動する練習として、
「おすわり」などの簡単なトレーニングが役立ちます。



たとえば、


「おすわり」

座る

褒める

という流れを繰り返します。



食事を与える前、散歩へ出る前、遊びを始める前など、
日常生活の中で取り入れると練習しやすくなります。



長時間練習する必要はありません。


子犬が集中できる短い時間で終わらせ、成功したところで褒めてあげましょう。



5.落ち着いている瞬間を褒める



意外と見落とされやすいのが、
「何もしていないときに褒める」ことです。



飼い主は、吠える、飛びつく、走り回るなどの行動には反応しますが、
犬が静かに伏せているときには何もしないことがあります。



そこで、


静かに座っている
ベッドで伏せている
飼い主の横でくつろいでいる

といった瞬間を見つけたら、
静かに褒めたり、ご褒美を与えたりします。



子犬に「静かにしていると良いことがある」と学習させていきましょう。



6.安心して休める場所を作る



子犬専用の落ち着ける場所を用意することも重要です。


ケージやクレート、ベッドなどを利用し、そこで安心して休めるようにします。



罰を与える場所として使用するのではなく、
「ここにいれば安心して休める」という場所にするのがポイントです。



家族が頻繁に通る場所や大きな音がする場所より、
比較的静かに過ごせる場所を選びましょう。



7.家族で接し方を統一する



家族によってルールが違うと、子犬は混乱します。



たとえば、
飛びついたときに「ダメ」と注意する人がいる一方で、
別の家族が飛びつきを喜んで相手にしていれば、子犬は何が正しいのか分かりません。



「飛びついたら構わない」「座ったら褒める」など、
基本的なルールを家族で統一しましょう。




落ち着きがない子犬にしてはいけないこと



子犬が言うことを聞かないからといって、
力で抑え込もうとするのはおすすめできません。



大声で怒鳴る



大声で叱ると怖がる犬もいますが、
逆に飼い主が一緒に興奮していると受け取って、さらにテンションが上がる犬もいます。



興奮しているときほど、飼い主は落ち着いて対応しましょう。



叩いて静かにさせる



叩くことで一時的に行動が止まったとしても、
飼い主への恐怖心や不信感につながる可能性があります。
「落ち着くこと」を教えるのであれば、
望ましい行動をしたときに褒めて、それを繰り返す方法を基本にしましょう。



無理やり押さえつける



興奮した子犬を力ずくで押さえ込むと、
嫌がって暴れたり、防御的に噛んだりする可能性があります。



安全を確保しながら刺激を減らし、
落ち着ける環境へ誘導することを考えましょう。



疲れるまで遊ばせ続ける



「走り回るのだから、もっと運動させればいい」と考えがちですが、
疲れすぎて逆に興奮してしまう子犬もいます。


運動・遊び・休息のバランスを取ることが大切です。



甘噛みや飛びつきを伴う場合



落ち着きのない子犬では、甘噛みや飛びつきが同時に見られることがあります。


甘噛みする場合

興奮して手や服を噛んできたら、
さらに手を激しく動かして遊ばせないようにします。


噛んでもよいおもちゃへ誘導し、「人の手ではなくおもちゃを噛む」ことを覚えさせていきましょう。



飛びつく場合



飛びついた瞬間に毎回構っていると、
「飛びつけば注目してもらえる」と覚える可能性があります。


四本の足が床についている、あるいはおすわりできたときに褒めることで、
望ましい行動を教えていきます。




散歩中に落ち着かない場合



外には人、自転車、車、ほかの犬、においなど、室内以上に多くの刺激があります。


そのため、家では落ち着いていても散歩に出ると興奮する子犬は珍しくありません。



最初から完璧に歩かせようとせず、


飼い主の近くを歩けたら褒める

名前を呼んでこちらを見たら褒める

興奮が強くなる前に距離を取る

静かな場所から少しずつ経験させる

といった練習を繰り返していきましょう。



来客時に落ち着かない場合



来客があると、うれしさや警戒心から興奮することがあります。


来客にいきなり近づけるのではなく、リードなどで安全を確保し、
落ち着いてから挨拶させる方法があります。



人が来るたびに大興奮する経験を繰り返すのではなく、
「人が来ても落ち着いていればよいことがある」という経験を積ませていきます。




いつになったら子犬は落ち着く?



「何か月になれば必ず落ち着く」という明確な時期があるわけではありません。


犬種、性格、生活環境、運動量、経験、しつけなどによって個体差があります。


また、成長して体が大きくなっても、適切な生活習慣やルールを教えていなければ、
興奮しやすい行動が続く場合があります。



そのため、

「大人になれば自然に直る」

と考えて何もしないより、
子犬のうちから「落ち着いて行動すると良いことがある」と教えておくことが大切です。




まとめ

子犬には「落ち着くこと」も教えてあげよう


子犬が元気に走り回ったり、いろいろなものに興味を持ったりするのは自然なことです。



大切なのは、元気なこと自体を悪いことにするのではなく、
遊ぶときと落ち着くときの切り替えを少しずつ教えることです。



子犬が落ち着かないときは、


適度な運動と遊びを取り入れる

十分な休息時間を確保する

生活リズムを整える

興奮させすぎない

「おすわり」などを練習する

静かにしている瞬間を褒める

安心して休める場所を作る

家族全員でルールを統一する

といったことから始めてみましょう。



子犬のしつけは、すぐに結果を求めるのではなく、
毎日の小さな成功を積み重ねることが大切です。



「今日は少し静かに待てた」「自分からベッドで休めた」
という行動を見逃さずに褒めていくことで、少しずつ落ち着いて過ごす習慣を身につけていきましょう。










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